一方、若年層からビジネスパーソンまで幅広い支持を集めるZoffですが、実用面におけるデメリットや注意点も現場の利用状況から見えてきます。最大の強みはトレンドを素早く取り入れたフレームデザインと、軽量樹脂素材を使用した「Zoff SMART」シリーズの軽快な装用感です。しかし、評判を精査するとZoff フレーム 耐久性やレンズ仕様に関する課題が浮かび上がります。
軽量フレームは衝撃に対してしなやかに曲がる特性を持つ反面、数年単位で使い続けると樹脂の可塑剤が抜け、白濁やヒンジ部分の緩みが発生しやすくなります。また、同じ格安帯のライバルであるJINSが「超薄型非球面レンズでも追加料金0円」を打ち出しているのに対し、Zoffは標準セットレンズが球面・標準屈折率中心であり、強度近視でレンズを極限まで薄くしたい場合には追加料金が発生する仕組みです。
利用者の生の声として多く挙がるのが、「短時間の検査で作ったため、使い始めると手元がピントぼけして疲れる」「休日の混雑時にフィッティングが甘く、鼻あてがずり落ちやすい」という指摘です。回転率を高めてリーズナブルな価格を実現しているビジネスモデル上、個々の細かな視機能の悩みにスタッフが30分以上付き添うオペレーションは構造的に困難です。度数が軽度で、割り切った使い方をする人に向いているシステムと言えます。