北岳への一般的な登山ルートは、広河原を起点とする2つのルートが主流です。
1つ目は、稜線上の「肩の小屋」を直接目指す大草履(大樺沢)ルートや草すべりルート。広河原から白樺林を抜け、「白根御池小屋」を経由して急坂の草すべりを登りつめると、一気に視界が開けて小太郎尾根、そして北岳肩の小屋へと到達します。白根御池小屋は名物の水が豊富で、近年は整備されたテラスやスイーツでも人気を集めています。
山頂直下に位置する「肩の小屋」(標高約3,000m)は、山頂アタック前の重要な宿泊拠点です。ここから山頂までは約45分の岩稜帯歩きとなり、登頂時には360度の大パノラマ、北アルプスや八ヶ岳、そして眼前に浮かぶ富士山という日本随一の高高度ビューを堪能できます。