店頭のカウンターを見渡すと、持ち込まれているのはスマートフォンだけではない。ポータブルゲーム機として不動の人気を誇るNintendo Switchの修理依頼が山積みになっている。ジョイコンのアナログスティックのドリフト現象や、冷却ファンの異音、充電口(Type-C)の接触不良など、日常的に酷使されるゲーム機特有の故障が持ち込まれる。
単なる電話屋ではなく、包括的なエレクトロニクス修理業へと業態を進化させている背景には、精密機器の「使い捨て」に対するユーザー側の意識変化がある。メーカー修理に出すと手元に戻るまで1〜2週間かかるのに対し、目の前でパーツを入れ替えて当日中に遊べるようになるメリットは、子供を持つ親世代にとっても極めて大きい。