中学校の授業時間は1コマ何分?小学校との違いや1015時間の真相

中学校の授業時間は1コマ何分?小学校との違いや1015時間の真相

中学校の授業時間は1コマ何分?小学校との違いや1015時間の真相の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

公立・私立を問わず、多くの教育現場において中学校授業時間何分かという問いへの回答は「1コマ50分」が原則です。小学校の「1コマ45分」に慣れ親しんだ児童にとって、このわずか5分の延長は決して侮れません。1日に6コマ受講すれば合計30分、週換算では150分もの拘束時間の差となって身体と集中力にのしかかります。

この時間設定の根拠となっているのが、文部科学省学習指導要領および学校教育法施行規則に明記された標準授業時数1015時間という法的基準です。ここで言う「1時間」とは、中学校においては50分間の授業1コマを指します。年間35週の教育課程を前提に計算すると、次のような計算が成り立ちます。

「1015コマ ÷ 35週 = 週29コマ」

つまり、月曜日から金曜日までの5日間で毎週29コマの授業を消化しなければならない構造です。月曜から木曜までを6時間授業(計24コマ)、金曜日を5時間授業(計5コマ)と配分することで合計29コマを成立させる、あるいは全日6時間授業にして予備日を確保するといった編成が一般的です。

「たかが5分の差」と軽視されがちですが、年間で見れば小学校(年間1015コマ・各45分=45,675分)に対して中学校(年間1015コマ・各50分=50,750分)となり、年間で約85時間分(授業約102コマ分)もの学習時間の増加が生じています。教科担任制による授業密度の向上と相まって、子どもたちの知的好奇心と持久力が本格的に試される分岐点となります。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。