チョロの凄惨な死という暗黒の転換点を経て、物語は最終回へと向かいます。残された6人の仲間たちは、激しい自責の念に苛まれながらも、自分たちの生き方を根本から見つめ直すことを余儀なくされました。
唐沢寿明さん演じるエリート代議士秘書の高月健吾は、政治家である父親の不正や汚職に加担することを拒絶し、地位を捨てて自らの信念に従う道を選択。江口洋介さん演じる型破りで情に厚い神島時男は、都会のしがらみを離れて海外へと旅立ちます。そして鈴木保奈美さん演じるヒロイン・藤木貴子は、教師として生徒たちと真摯に向き合い続ける決意を固めました。
最終盤、大学時代の思い出が宿るボートハウスに再び集まった仲間たちは、チョロの不在を埋められない喪失感として抱えながらも、それぞれの「現実」を前を向いて歩き出します。「愛とは、ただ寄り添う甘い感情ではなく、痛みを伴いながら他者を受け入れ、生きていく覚悟そのものである」という、脚本家・野島伸司氏ならではの容赦のない人生賛歌が胸を打つ名ラストとなりました。