世界的なトレンドである脱炭素やサステナビリティの観点から見ても、素材選びのニュースは興味深い局面を迎えています。特に注目されているのが、循環型社会におけるリサイクル効率の高さです。
アルミは使用済みの製品を回収して再溶融する際、新地金を作る場合と比べてわずか3%程度のエネルギーしか消費しません。この驚異的な省エネ性能により、環境意識の高い欧米市場を中心にアルミの需要が急増しています。一方でステンレスも、何十年と錆びずに使い続けられる長寿命性と100%に近いリサイクル率から、サステナブルな建築資材としての評価を固めています。表面を特殊処理してアルミの耐摩耗性を補ったり、3Dプリンターで複雑なステンレス部品を成形したりと、両者の弱点を克服する最新技術が日々誕生しています。