オキシ漬けの成否は、実は「乾燥工程」で半分が決まります。洗浄後に弱アルカリ性の成分が繊維に残ったまま紫外線に当たると、化学反応を起こして生地が茶褐色に変色したり、黄ばみが再発したりします。すすぎの最終段階で少量のクエン酸またはお酢を溶かした水にサッとくぐらせると、中和されてアルカリ焼けを確実に防ぐことができます。
脱水と干し方においては、以下のテクニックを徹底してください。
脱水機で激しく回すのは型崩れの最大の原因です。すすぎ終わった帽子は、大きめのバスタオルで包み込み、手のひらで押すようにして水分を吸い取らせるタオルドライを行います。
水気が取れたら、内側に丸めた乾いたタオルを隙間なく詰め込むか、帽子のサイズに合ったザル(調理用のボウル型ザル)に被せることで、クラウンの丸みを完璧に維持できます。直射日光は色あせの原因になるため、風通しの良い日陰でしっかりと完全乾燥させてください。