番組は初期の『浅草橋ヤング洋品店』から、後に若者のオーディション番組として一世を風靡する『ASAYAN』へと劇的な変貌を遂げていく。アングラでマニアックなバラエティ番組から、モーニング娘。やCHEMISTRYらを輩出するメガヒットコンテンツへの転換は、日本のエンタメ史に残る事件であった。
しかし、その根底に流れていたのは一貫して「素人のリアルな熱量」を掘り起こすドキュメンタリータッチの演出手法だ。アパレルやサブカル企画で培われた即興性と人間ドラマの追及が、後の空前絶後のオーディションブームへと結実したのである。