日本とジョン・レノンの深い絆は、半世紀以上の時を経ても変わらない。1966年のビートルズ初来日から60周年という節目を目前に控え、日本からの渡航客によるリヴァプールとニューヨークの聖地巡礼ツアーは過去最高の人出を記録している。
東京や大阪のインディーズ・ミュージックシーンにおいても、1960年代のサイケデリックな実験精神を現代的に解釈する若手バンドが相次いで登場している。現実と夢想の境界線を揺さぶるような歌詞の世界観や、ビンテージ機材とデジタル処理を融合させたサウンドデザイン。ストロベリー・フィールドが持っていた「ノスタルジーと革新性の共存」は、日本のポップカルチャーの深層にも脈々と流れている。