この差し替え現象が最も顕著に現れ、ファンの間で話題となるのが、TBSラジオが誇る深夜の看板番組枠JUNKだ。
たとえば、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と田中裕二がパーソナリティを務める人気番組『爆笑問題カーボーイ』をリアルタイム放送で聴くか、後からのタイムフリー聴取や配信で聴くかによって、途中に挟まれる広告のラインナップには明確な差が生じる。
生放送中に太田光が炸裂させる自由奔放なフリートークの合間、地上波の生放送では長年のナショナルスポンサーによるCMがスムーズに流れる。一方で、radikoのエリフリ(エリアフリー)機能やタイムフリー機能、あるいは各種アーカイブ配信で聴取した場合、契約条件の差異からCM枠がプロモーション音源や配信専用の広告に切り替わることがある。リスナーの間で「なぜあのCMが聴こえないのか」と疑問の声が上がる背景には、こうした番組枠ごとの個別契約と配信形態の違いが存在している。