海外の音声心理学研究では、低めの声が聞き手に「落ち着き」「専門性」「リーダーシップ」の印象を与えることが立証されている。実際、プレゼンテーションや大事な交渉の場で、意図的に声を低めのトーンに落ち着かせるエグゼクティブは増える一方だ。
日本国内の職場でも、職位やキャリアに関わらず、自分の地声を堂々と響かせる女性たちが存在感を高めている。「かつては会議で声を低くすると『怒っているのか』と受け取られることがあったが、今は『説得力がある』と評価される」と、都内のIT企業でマネージャーを務める40代女性は明かす。