現在、医療脱毛や美容サロンの現場で直面している大きなハードルが「白髪へのレーザー不反応問題」だ。一般的な医療用レーザー脱毛機(アレキサンドライトやダイオードなど)は、毛髪に含まれる黒いメラニン色素に反応して熱を発生させ、毛根組織を破壊する仕組みを採用している。
つまり、メラニンが存在しない白髪にはレーザーが全く反応しない。40代や50代になって「将来の介護に備えてVIO脱毛を終えておきたい」と考えたとき、すでにアンダーヘアの白髪化が進んでいると、通常のレーザー照射では効果が得られなくなってしまう。2026年の美容医療界において、メラニンに関係なく毛包全体に熱を蓄熱させるSHR方式の脱毛機や、1本ずつ処理するニードル脱毛(針脱毛)へのニーズが爆発的に高まっている背景には、この切実な事情がある。