Aiと量子時代の暗号を支える「数の正体」——2026年、世界が再発見する離散数学の驚威

Aiと量子時代の暗号を支える「数の正体」——2026年、世界が再発見する離散数学の驚威

Aiと量子時代の暗号を支える「数の正体」——2026年、世界が再発見する離散数学の驚威に関する注目トピックを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

専門家と非専門家の会話でしばしば生じるのが、数の分類をめぐる混乱だ。混乱を防ぐためにも、各概念の位置関係を一度整理しておく必要がある。

「自然数」は、1, 2, 3…と続く正の整数のみを指す(文脈によって0を含むこともある)。「整数」はこれに0と負の数(-1, -2, -3…)を加えたものだ。さらに、整数同士の分数(比)で表せる数を「有理数」と呼び、円周率やルート2のように分数で表せない無理数まで含めた連続的な全体の軸を「実数」と呼ぶ。コンピュータの世界では、整数と実数は全く異なるデータ型(int型とfloat型)として厳格に区別される。この違いをあやふやにしたまま組み上げられたシステムは、いつか必ず数値の丸め誤差という形で牙をむく。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。