一刻を争う通報現場において、総務省消防庁が推進するスマート通報インフラの活用が目覚ましい。なかでも、通報者のスマートフォンカメラを通じて現場のリアルタイム映像を指令室へ送信する「映像通報システムLive119」は、応急手当の精度を劇的に向上させた。心肺停止などの緊急事態において、指令員が画面越しに胸骨圧迫の手順を指導できるメリットは計り知れない。
さらに、聴覚や言語機能に障害を持つ市民や、音声での119番通報が困難な状況に対応する「ネット119緊急通報システム」の導入もスムーズに行われている。GPS位置情報と連動した文字による直感的な通報手順が定着したことで、誰もが取り残されないセーフティネットの確立が加速している。