2026年現在、飛田新地全体を取り巻く環境は大きく変化しています。インバウンド(訪日外国人観光客)の急増に伴い、街の景観保護やプライバシー保護のルールは以前にも増して厳格化されています。
特に年金通り・妖怪通り界隈を訪れるにあたっては、以下の「3大鉄則ルール」を厳格に遵守しなければなりません。
1. 写真・動画撮影の完全禁止
飛田新地全域において、スマートフォンやカメラによる撮影は固く禁じられています。ポケットから端末を出した状態で歩くだけでも、街の自警スタッフや関係者から即座に制止されます。女性たちの肖像権とプライバシーを守るための絶対ルールです。
2. 明朗会計と現金払いの原則
料亭のシステム上、支払いは前払いの現金決済が基本となります。クレジットカードや電子マネーは利用できない店舗が大半であるため、あらかじめ千円札・一万円札を用意して訪問するのがスマートです。
3. 立ち止まりや長時間の品定め行為の自粛
路地の真ん中で立ち止まってジロジロと眺める行為は嫌われます。歩きながら自然に視線を送り、気に入った店があれば速やかに軒先のおばちゃんに声をかけるのが、粋でスマートな遊び方とされています。
なお、高齢化の波は現場の女性たちにも押し寄せており、かつての名物女性たちが引退するなど、店舗数は年々緩やかに減少傾向にあります。昭和の遊廓文化の残り香を体験できる時間は、そう長く残されていないのが現状です。