初登場となった格闘ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』での大ヒットを受け、人造人間21号の人気は瞬く間に他の大型タイトルへ波及しました。
『ドラゴンボール ゼノバース2』では追加DLCプレイアブルキャラクターとして参戦し、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や『ドラゴンボール レジェンズ』でもフェス限定キャラクターとして多数の実装を記録しています。特に変身前の「白衣姿」がプレイアブル化された際は、格闘ゲームの大会シーンで環境トップに君臨するほどの性能と完成されたモーションで大きな話題を呼びました。
ネット上のコミュニティ(X、5ちゃんねる、海外Reddit等)では、「かわいい系科学者と魔人化のギャップが最高」「ドラゴンボールの女性キャラ史上でトップクラスのビジュアル完成度」と評され、ファンアートの投稿数やコスプレ人気においても異例の熱狂を維持し続けています。
【プロの結論】人造人間21号のキャラクター設計が成功した理由
人造人間21号というキャラクターの成功要因を物語構造・心理学的見地から紐解くと、「母性と破壊衝動の葛藤」という普遍的な悲劇性にあります。
ドラゴンボールの敵キャラクターの多くは純粋な悪意や征服欲で動きますが、21号の根底にあるのは「亡き息子(16号)への愛情」と「抗えない捕食への飢え」です。自らの意志で悪を抑え込もうと苦悩し、最終的には世界を救うために自己犠牲を選ぶその生き様が、読者やプレイヤーの強い共感(エンパシー)を呼び起こしました。卓越したビジュアルのみならず、重厚なドラマツルギーが組み込まれていたからこそ、一過性のゲームキャラに終わらない不朽の人気を獲得したと言えます。