セリーヌ・ディオンをめぐっては、ツアー中止以降、定期的に「死亡説」や「車椅子生活で動けない」といった悪質なフェイクニュースがSNS上で拡散されてきました。検索エンジンのサジェストにも「死亡」という不穏な単語が浮上することがありますが、これらは100%事実無根のデマです。
死亡説が拡散した背景には、海外のクリックベイト(釣り記事)サイトが、彼女の闘病報道を誇張して作成した偽動画や偽広告があります。これらに対し、セリーヌの広報チームや家族は公式SNSを通じて元気に過ごす姿を定期的に発信し、明確に否定を続けています。
また、ファンの間で心配されている「激やせ」についても、明確な医学的・身体的背景が存在します。
第一に、スティッフパーソン症候群による激しい筋痙攣は、短時間で膨大なカロリーを消費します。ドキュメンタリー映画『アイ・アム セリーヌ・ディオン』でも明かされたように、一度の発作で全身の筋肉が極限まで収縮するため、身体への負荷は激しい筋力トレーニングを何時間も連続で行うのに匹敵します。
第二に、彼女自身がもともと細身の骨格であることに加え、過剰な負荷をかけずに体幹を維持するための徹底した食事管理と低負荷トレーニングを継続していることが挙げられます。病的な衰弱ではなく、病気の制御と歌唱維持のために絞り込まれた肉体であるというのが、医療関係者およびフィジカルトレーナーの一致した分析です。