読者が最も熱視線を送るのが、モデルたちの公式Instagramで見せる日常の私服コーディネートです。雑誌のスタイリングとは一味違う「私服のリアリティ」にこそ、大人が取り入れるべき着こなしのヒントが凝縮されています。
なかでも滝沢眞規子さんの私服ブランド選びは、多くのフォロワーのバイブルとなっています。THE ROW(ザ・ロウ)やBottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)、Loro Piana(ロロ・ピアーナ)といった上質を極めたハイエンドブランドをベースに据えつつ、ZARAなどのファストファッションやカジュアルなデニムを大胆にミックス。高価なアイテムを誇示するのではなく、「シルエットの美しさと着心地」を最優先にした引き算の美学が光ります。
一方、蛯原友里さんの現在の40代私服スタイルは、大人の甘辛バランスが絶妙です。コンサバティブに寄りすぎず、柔らかなトーンのニットやボリュームスリーブのブラウスに、辛口なワイドパンツや上質なレザー小物を投入。甘いディテールを1点に絞ることで、アラフォー・40代ならではの品格と可憐さを両立させています。
VERYやSTORYのモデルたちの私服に共通しているのは、「動けること」「品があること」「自分の体型を熟知していること」の3点です。足元にはフラットシューズや洗練されたスニーカーを選びながらも、手首や首元のジュエリー、上質なバッグで全体を引き締めるテクニックは、すぐに真似できる着こなしの王道といえます。