他業種から未経験で電気工事士に転職する場合、1年目の想定年収は280万〜350万円程度です。月給にして20万〜24万円、各種控除後の手取り額は約16万〜19万円が一般的なスタートラインとなります。
入社当初は「電材や工具の名前を覚える」「現場の清掃や荷揚げ」「先輩職人の手元(補助)」が中心となり、即座に売上を生み出すことが難しいためです。しかし、電気工事業界は「技術の習得がそのまま給料に直結する」極めて明快な実力主義の世界でもあります。
未経験者が最も効率よく年収500万円台へ到達するためのステップは確立されています。
- 転職前または入社後半年以内:第二種電気工事士を独学または講習で取得。これにより資格手当がつき、単独での軽微な作業が可能になる。
- 実務経験3年目〜:実務経験を積み、第一種電気工事士の試験に合格(免状交付には実務経験が必要)。高圧受電設備の現場に入れるようになり、年収400万〜450万円に到達。
- 実務経験5年目〜:職長・安全衛生責任者教育を修了し、現場のリーダーとして人工管理や工程管理を担当。会社からの評価が固定給に反映され、年収500万円以上が視野に入る。