梅まつりの楽しみは、昼の陽光に映える白梅・紅梅だけにとどまりません。近年の注目コンテンツとなっているのが、夜間特別イベントとして開催されるライトアップ「光の祭」です。
日没とともに園内の歴史的梅林や竹林(孟宗竹林)が最新のデジタルアートや幻想的なライティングで照らし出され、昼間の静穏な日本庭園から一変して幽玄の世界へと昇華します。陰影が際立つ梅の枝振りと幽玄な光のグラデーションは、SNSでも毎年大きな話題を呼んでいます。
また、徳川斉昭自らが設計構想を手掛けた木造2層3階建ての名建築「好文亭(こうぶんてい)」の特別公開も見逃せません。好文亭3階の「楽寿楼(らくじゅろう)」から見下ろす千波湖の眺望と眼下に広がる梅林のコントラストは、江戸後期の文人墨客たちが愛した絶景そのものです。好文亭の観覧(大人200円、小中学生100円)は時間帯によって入場整理券が配布される場合があるため、午前中の早い段階で見学を済ませておくのが鉄則です。