ゆり根の調理で多くの人がハードルに感じるのが下準備ですが、基本の手順さえ押さえれば包丁すらほとんど使わずに完了します。
ゆり根の下処理と洗い方の基本は、おがくずを払い落とした後、根元の芯を残しながら外側の鱗片(りんぺん)を指で1枚ずつ外していく作業から始まります。重なり合った部分に入り込んだ細かな泥をボウルに張った水で優しく洗い流し、茶色く変色した斑点がある場合はペティナイフや包丁の刃先で薄く削ぎ落とすだけで下準備は整います。
鍋にお湯を沸かして茹でる場合、ゆり根の茹で方とホクホク食感のコツは「茹で時間を1分半〜2分程度に抑え、余熱で火を通すこと」です。茹ですぎるとデンプン質が崩れて煮崩れの原因になるため、少し芯が残る程度でザルに上げるのが理想的な仕上がりを生みます。
さらに手軽さを求めるなら、ゆり根の電子レンジ下茹で時間は1個(約100g分)に対して600Wで約1分30秒〜2分(500Wなら約2分〜2分20秒)が黄金比です。耐熱容器に洗ったゆり根を入れ、大さじ1杯の水を振りかけてふんわりラップをかけるだけで、色鮮やかで甘みの凝縮したホクホク状態に仕上がります。