メジャーリーグの長い歴史において、通算本塁打の頂点に君臨するのはバリー・ボンズの通算762本です。これに続くのが、長年記録を保持し続けたハンク・アーロンの755本、野球の神様と称されるベーブ・ルースの714本、近代右打者の最高峰アルバート・プホルスの703本、そしてアレックス・ロドリゲスの696本です。
メジャー歴代最多本塁打記録を巡っては、1990年代後半から2000年代初頭にかけてのパワー全盛期と、近年の精密なデータ解析時代とでその評価軸が議論されてきました。ボンズが2001年に記録したメジャー年間最多本塁打記録(73本)は、四球攻めという極限のプレッシャーの中で樹立された驚異的な数字です。
一方で、現代のクリーンな環境下で金字塔を打ち立てたのがアーロン・ジャッジの本塁打数です。ジャッジは2022年に62本塁打を放ち、ロジャー・マリスが長年保持していたアメリカン・リーグ記録(61本)を61年ぶりに更新しました。2024年にも58本塁打を放つなど、歴代のMLBホームラン王ランキングの常連として、歴史的なスラッガーたちと肩を並べる存在感を放っています。