連載開始から20年以上の長きにわたり、読者の推理合戦の標的となってきたのが黒の組織のボス(あの方)の正体でした。その最右翼として常に名前が挙がっていたのが、主人公・江戸川コナンの最も身近な協力者である阿笠博士です。
しかし、原作コミックス第95巻(File 1008)にて、工藤優作と赤井秀一の推理によって「あの方」の真名が烏丸蓮耶であることが白日の下に晒されました。烏丸蓮耶が作中に初めて名前として登場した回は、コミックス第30巻の「集められた名探偵」です。かつて莫大な財力を誇り、自らの別荘である「黄昏の館」で凄惨な惨劇を引き起こした伝説の大富豪こそが、組織の頂点に君臨する存在でした。
この衝撃的な事実の確定により、黒の組織のボス=烏丸蓮耶という絶対的な構図が確立し、阿笠博士自身がボス本人であるという説は完全に打ち砕かれることとなりました。