日本化粧品検定協会などの専門機関が警鐘を鳴らす通り、リキッドやエマルジョンタイプのファンデーションを含んだブラシは、高温多湿な日本の住環境において格好の菌の繁殖地となる。使用後の毛束には皮脂、角質、ファンデーションの油剤が密着し、酸化が一気に進む。
酸化した皮脂と雑菌が塗布のたびに肌へ擦り付けられれば、接触皮膚炎やニキビの引き金になるのは必然だ。ファンデーションのノリが悪くなったり、筋ムラが目立ったりするのは、毛先が固まって柔軟性を失っているサインにほかならない。美肌を守る第一歩は、スキンケアの見直しではなくツールのリセットにある。