結論から言えば、狙い目は10月中旬までだ。例年9月上旬に投入される月見シリーズは、概ね10月下旬までの約7週間にわたる販売計画が組まれている。だが、この「下旬まで」という言葉を額面通りに受け取るのは危うい。外食トレンドの移り変わりは早く、10月中旬に差し掛かると、店舗ごとのパッケージ資材や専用エッグリングの割り当てが限界を迎え始める。
過去の動向を振り返ると、中秋の名月が過ぎ去った途端、消費者の熱気と供給バランスに変化が生じる。満月を愛でる風習とともにピークを迎えた需要は、10月の第2週を境に「駆け込み需要」へとシフトする。都心部の旗艦店では10月第3週の週末にはすでに看板を下ろし、次期プロモーションであるハロウィンや冬の定番グラコロに向けた切り替え準備に入ってしまうケースが後を絶たない。