アウトドアの現場では、予防策のアップデートが続いており、2026年の現在ではより進化させた防虫対策が主流となっている。最も確実な防護策となるのが、有効成分を適切に配合した虫よけ剤の活用だ。厚生労働省が安全性を認可している高濃度のディート(DEET)やイカリジンを含有したスプレーは、肌露出部への防御膜として極めて有効に機能する。
特にディート(DEET)は30%濃度の製品が解禁されて以降、長時間の山行やキャンプにおける防虫のスタンダードとして定着した。ただし、汗や摩擦によって成分が流れてしまうため、2時間から3時間おきにこまめに再塗布することが防除効果を維持する鍵となる。衣類の上から使用できる殺虫・忌避スプレーを併用するダブルガード手法も推奨されている。