日本のボクシング界を語る上で欠かせないのが、自衛隊体育学校で汗を流す盟友・岡澤セオンの存在だ。ベオグラードで共に世界一の栄冠を掴み取った二人は、ライバルであり、戦友であり、互いを最も深く理解する鏡のような関係を築いてきた。
自衛隊体育学校という研ぎ澄まされた環境の中で、二人は常に互いを刺激し合ってきた。科学的なトレーニングメソッドと過酷なフィジカル強化を融合させ、日本のアマチュアボクシングの競技レベルを世界標準へと引き上げた功績は計り知れない。彼らの背中を追う若手選手たちが次々と台頭している現状も、この黄金世代が残した偉大な遺産の一つだ。