松本を訪れる際、最も頭を悩ませるのが着ていく服の選択だろう。国宝松本城をはじめとする城下町エリアの散策なら、基本的には季節に応じた日常着で問題ない。ただし、春や秋は日中の陽気に対して朝晩の冷え込みが厳しい。脱ぎ着が容易なカーディガンやウインドブレーカーを1枚カバンに忍ばせておくのがスマートだ。
一方、上高地や乗鞍高原などの山岳・登山エリアを目指す場合は装備の基準が一変する。標高が1,000メートル高くなるごとに気温は約6.5度低下するため、平地が初夏の陽気であっても山の上は防寒着が必須となる。重ね着(レイヤリング)を基本とし、速乾性インナー、保温着のフリース、そして防水透湿性に優れたレインウェアを揃えるのが鉄則だ。