原因の筆頭にあるのは、いわゆる「2024年問題」以降、深刻さを増すバス運転手の不足だ。貸切バス事業者は限られた人員で路線バスやインバウンド(訪日外国人観光客)需要に対応せざるを得ず、平日の学校行事向けに車両とドライバーを割り振る余力が削られている。
さらに、燃料費の高騰と人件費の上昇に伴い、チャーター料金は数年前の1.3〜1.5倍近くに跳ね上がった。「保護者の負担金をこれ以上増やせない」という学校側の苦渋の判断から、移動距離を短縮したり、公共交通機関の電車移動へと切り替えたりする動きが加速している。