きらびやかな芸能界の裏側には、常に数字と人気に怯える孤独がある。ヒット作に恵まれた翌年に突如として仕事が激減することも珍しくない過酷な世界において、メンタルの平穏を保つことは至難の業だ。
真如苑の教えは、伝統的な真言密教の修行法や瞑想法をベースにしつつ、日常生活のなかで実践できる利他行を重んじる。出家を強要せず、個々人の社会生活や仕事を尊重するスタンスは、多忙を極めるタレントや俳優にとって極めて受け入れやすい土壌を提供している。
さらに、信者同士の横のつながりにおいて世俗的な肩書きや名声を持ち込ませない環境が、日常的に「商品」として消費されるスターたちにとって稀有なシェルターとして機能している側面も見逃せない。