企業としての足腰の強さは、その歴史と経営思想に裏打ちされている。かつて同社の指揮を執った坂本勝氏ら経営陣が脈々と受け継いできたのは、「住まい手の安全と快適を第一に置く」という徹底した現場主義だ。
流行に過度に流されることなく、建材としての基本性能を極限まで高める。この質実剛健な姿勢は、東京証券取引所における市場からの高い評価や財務の健全性にもはっきりと表れている。建材・インテリア業界全体の競争が激化するなかでも、独自の開発哲学を曲げない一貫性こそが、ハウスメーカーやプロの施工業者からの絶大な信頼の土台となっている。