では、私たちが日常生活で高血圧や糖尿病といった生活習慣病を未然に防ぎ、予防医学の観点から最大のメリットを得るためには、具体的にどのようにコーヒーと付き合うべきなのだろうか。
結論から言えば、健康な成人の場合、1日「3〜4杯(カフェイン量として約300〜400mg)」が世界的な研究で共通して導き出されているゴールデンゾーンだ。これ以上の過剰摂取は、神経過敏や胃粘膜への刺激、睡眠の質の低下といった不利益がメリットを上回り始める。
また、注意すべきは「何を加えて飲むか」である。大量の砂糖やトランス脂肪酸を含む人工ミルクを投入すれば、コーヒー本来の健康効果は帳消しになり、かえって生活習慣病の引き金になりかねない。予防効果を最大化したいのであれば、ブラック、あるいは少量の無調整豆乳や牛乳を加える程度にとどめるのが鉄則だ。