自宅で失敗しない髪の毛のすき方|美容師直伝の毛量調整と道具選び

自宅で失敗しない髪の毛のすき方|美容師直伝の毛量調整と道具選び

自宅で失敗しない髪の毛のすき方|美容師直伝の毛量調整と道具選びを詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

セルフカットで毛量を減らそうとした際、最も多くの人が直面するトラブルが「毛先のスカスカ化」と「中間部分の膨らみ」です。美容師へのヒアリング調査によると、サロンに持ち込まれるセルフカット修正依頼の約74%が過度な梳(す)きすぎによるシルエット崩れに起因しています。

なぜハサミを入れるほどにまとまりを失ってしまうのでしょうか。原因は毛束に対する「ハサミを入れる位置(深さ)」にあります。髪の毛は、根元側が最も太く密度が高いため、重さを感じやすい部分です。しかし、根本から1〜2cmの位置にすきバサミを入れてしまうと、切られた短い毛が外側の長い毛を押し上げ、かえって頭が大きく見える「リバウンド現象」を引き起こします。

プロが実践する毛量調整の黄金比率は、「根元1/3は触れず、中間1/3で毛量を間引き、毛先1/3で毛束の抜け感を作る」という3層構造です。ハサミを入れる深さを全体の1/2〜1/3までに留め、1パネル(引き出した毛束)につき2〜3回に分けて段階的に刃を入れることで、自然な軽さとまとまりが両立します。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。