観光目的で岐阜を訪れる場合、目的地ごとの「空の表情」を個別に捉える必要がある。世界遺産の白川郷や飛騨高山エリアでは、山間部特有の「午後の雨」が風物詩であり脅威でもある。晴天の午前中から一転、午後2時を過ぎると局地的な積乱雲が発達し、雷を伴う激しい雨が降りつけるケースが増加している。
一方で、鵜飼いで有名な長良川流域や各務原市周辺では、夏の猛暑と高湿度が大きな課題だ。平野部に溜まる湿気と強烈な直射日光が合わさり、熱中症警戒アラートの発令頻度が全国的にも高水準で推移している。岐阜城が佇む金華山周辺でも、山麓と頂上で風速や湿度が大きく異なるため、ハイキングや観光の際は直前の雨雲レーダー確認が欠かせない。