「夜はそれなりに寝ているはずなのに、昼食後に耐えがたい睡魔に襲われて気絶するように寝てしまう」というケースでは、代謝システムと自律神経の乱れが疑われます。
代表的な要因が「血糖値スパイク(食後高血糖からの急降下)」です。白米、ラーメン、丼もの、甘い清涼飲料水などを急激に摂取すると、血中のブドウ糖濃度が跳ね上がります。すると膵臓から大量のインスリンが分泌され、今度は血糖値が急降下して一時的な低血糖状態に陥ります。脳の唯一の直接的エネルギー源であるブドウ糖の供給が滞るため、脳が活動を維持できなくなり、激しい眠気や意識の混濁、脱力感が引き起こされる仕組みです。
さらに、過度なストレスや長時間のPC・スマートフォン操作は交感神経を過敏にさせ、自律神経のバランスを崩します。夜間に交感神経が昂ったままだと、深いノンレム睡眠が得られず睡眠の質が著しく低下します。その結果、本来覚醒しているべき日中に副交感神経の急激なリバウンドが起き、突発的な眠気として顕在化するのです。