セルフケアを継続すべきか、専門の医療機関を受診すべきかの明確な判断基準を知ることは、後遺症を防ぐために極めて重要です。
整形外科(足の外科)を受診すべき3つの危険信号
- 関節の拘縮:手で指を伸ばそうとしても関節が固まって動かず、強い抵抗や痛みがある。
- 皮膚の破綻:タコやウオノメの下に出血が見られる、あるいは皮膚が破れて潰瘍化している(特に糖尿病やリウマチの持病がある方は感染症リスクが高いため即受診が必要)。
- 二次障害の発生:足指の痛みをかばう歩行により、足首・膝・股関節・腰にまで強い痛みが出ている。
手術療法の内容と費用のリアル
保存療法で痛みが改善しない拘縮例では、整形外科(特に「足の外科」専門医)での手術が検討されます。術式には、硬縮した腱を延長・切離する軽微な処置から、変形した関節の骨の一部を切除して形を整える「関節形成術」、関節をまっすぐな状態で癒合させる「PIP関節固定術」などがあります。
現在の手術手技は低侵襲化が進んでおり、局所麻酔による日帰り手術または1〜3日程度の短期入院で行われるケースが一般的です。費用は健康保険が適用され、3割負担の場合で片足あたり約3万円〜8万円前後(入院費や使用する固定ピンの材料費等により変動)が相場となります。術後は約2〜4週間、特殊な後足加重サンダルを着用して患部の負荷を避けるリハビリを行います。