学校法人聖母女学院が運営する同校のルーツは、カトリック精神に基づく女子教育にありました。「大阪聖母女学院」時代の良妻賢母・お嬢様学校という伝統的なイメージから、2017年の共学化に伴いフランス・ヌヴェール愛徳修道会に由来する「香里ヌヴェール学院」へと校名を変更。このリブランディングは、単なる名称変更にとどまらない大胆な教育構造の刷新でした。
その成果は進学実績・大学合格実績の数値にも如実に表れています。従来からの強みであったカトリック指定校推薦(上智大学・南山大学など)枠を維持しながら、一般選抜および総合型・学校推薦型選抜での関関同立(関西学院・関西・同志社・立命館)や産近甲龍への合格者数を大幅に伸ばしました。
特筆すべきは、海外大学への直接進学ルートの開拓です。同校では定期的に「海外進学フォーラム」を開催し、米国・カナダ・英国・オーストラリアや台湾・欧州などの有力大学と提携。返済不要の海外奨学金制度や進学ガイダンスを早期から提供しており、一般の国内進学校にはない「ボーダーレスな進路選択」を実現しています。