近年のハイスペック機、とりわけiPhone 16 Proのような高性能プロセッサを積んだモデルほど、高負荷時の熱制御はシビアに行われる。チップセットが叩き出す圧倒的な処理能力と引き換えに生成される熱は、薄型ボディの中に留まりやすいからだ。
ここで重要になるのが「熱保護システム」の存在である。内部温度がApple Inc.の定める安全閾値を超えた場合、システムはプロセッサのクロック数を下げると同時に、ディスプレイ輝度を強制的に下げる措置を取る。特に屋外での4K動画撮影や、急速充電を行いながらの重厚な3Dゲームプレイは内部温度を急激に押し上げる。故障と勘違いして冷やそうと氷や保冷剤を当てる行為は、急速な冷却による内部結露を引き起こし、致命的な物理破損に繋がるため絶対に行なってはならない。