2010年5月、シングル『夢見る 15歳』でメジャーデビューを飾ったスマイレージ。インディーズ時代から卓越した歌唱力とダンスパフォーマンスで頭角を現し、プロデューサーのつんく♂の手腕によって「日本一スカートの短いアイドルグループ」として一世を風靡した。
結成当初のオリジナルメンバーは、和田彩花、前田憂佳、福田花音、小川紗季の4名。ハロプロエッグ(現・ハロプロ研修生)出身のエリートたちで構成されたユニットは、誰もがその明るい未来を疑わなかった。しかし、その輝かしい表舞台の裏側で、グループの歯車は急速に狂い始めていく。
異変が表面化したのは2011年のことだ。同年8月、最年少メンバーであった小川紗季が突如としてグループからの卒業および芸能界引退を発表。さらにそのわずか数ヶ月後の12月、グループのエースとして絶大な人気を誇っていた前田憂佳までもが、学業専念を理由に芸能界を去ることとなった。絶頂期にあった女性アイドルグループを突然襲った中心メンバーの相次ぐ離脱は、ファンや業界関係者に激震を与えた。