近年の異常気象も、夏のイベント開催に暗い影を落とす。2026年も初夏から厳しい猛暑が続き、夜間になっても気温や湿度が下がらない日が常態化している。
花火大会の会場では、開始前の夕方から多くの来場者が炎天下で待機する。救急搬送される熱中症患者の急増は、地元医療機関の受け入れ態勢を容易に逼迫させる。安全に花火を楽しむはずの場が、命の危険と隣り合わせの空間に変貌しかねないのだ。
熱中症搬送のリスクを回避するため、開催時期の秋シフトや昼間イベントへの転換を検討する動きもある。しかし、時期変更にもスケジュールの調整や周辺環境への影響が伴い、そう易々とは進まないのが現実だ。