巨大な予算や派手な演出に頼らず、企画力と人間味で勝負するテレビ東京の番組作り。この企業風土こそが、他局にはないユニークなアナウンサーを育てる最高の土壌となっている。放送業界全体が視聴率争いや若者のテレビ離れに頭を悩ませる中、独自のスタンスを貫く姿勢は異彩を放つ。
型にハマったアナウンス技術だけでなく、一人の人間としての面白さや生々しさを評価する番組スタッフの眼差し。その信頼関係があるからこそ、カメラの前で伸び伸びとした個性が開花する。視聴者が求めているのは、過剰に作り込まれた優等生ではなく、喜怒哀楽を素直に共有できる等身大のパートナーなのだ。