英彦山の秘境・高住神社|天狗伝説と巨木が放つ神秘の力

英彦山の秘境・高住神社|天狗伝説と巨木が放つ神秘の力

英彦山の秘境・高住神社|天狗伝説と巨木が放つ神秘の力の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

高住神社の起源は、継体天皇の御代(約1500年前)にまで遡ると伝えられます。御祭神には豊日別命(とよひわけのみこと)、天照大神、天忍穂耳命が祀られていますが、人々に最も深く親しまれてきたのは「豊前坊(ぶぜんぼう)天狗」の伝承です。

かつて英彦山が山伏たちの修験道道場として栄えた時代、豊前坊は九州全土の天狗の頭領とされ、山を守り、善人を助け、悪人に鉄槌を下す存在として畏怖されていました。神仏習合の名残を今に伝える高住神社では、天狗が持つ神通力にあやかり、「厄除開運」「商売繁盛」「心願成就」はもちろん、古くから西日本一帯で「牛馬安全(現在ではペットや家畜の健康守護)」の神様として篤い崇敬を受けています。

境内奥の本殿は、背後の切り立った巨大な岩壁にめり込むように建てられており、自然の奇岩そのものを神体として崇めた古代信仰の息吹が肌で感じられます。岩壁の裂け目からは清冽な霊気が漂い、訪れる参拝者を圧倒します。

山田 真由
著者

山田 真由

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