当時多くのプレイヤーを震撼させたのが、年度更新に伴う「引き継ぎ ガチャ」や選手データの移行問題でした。コナミ公式から発表された大型アップデート方針では、苦労して手に入れたFP選手が次年度に通常の「スタンダード選手(旧:キャリーオーバー選手)」へと格下げされ、売却時のGPや育成トレーナーとしての価値しか残らない仕様となっていました。
これに対し、多額の課金をしてIM選手やレジェンド選手を収集したユーザーの間では激しい議論が巻き起こりました。当時のSNSや掲示板では「IMは翌年以降もそのまま引き継がれるのか」「弱体化されるのではないか」といった不安の声が連日飛び交ったものです。
結果として、IM選手はウイイレ2021へ「アイコニックのまま」引き継がれたものの、その後の『eFootball』への全面移行に伴い、「レジェンダリー(後にEpic等の枠組みへ再編)」へと変換されるプロセスを辿りました。この一連の移行劇は、デジタルデータとしてのキャラクター保有権と、毎年のアップデートを前提とするスポーツゲームのビジネスモデルとの間で生じる摩擦を浮き彫りにした象徴的な出来事でした。