出口戦略である進路実績においては、一般入試による難関大学突破ではなく、学校推薦型選抜(指定校推薦)および総合型選抜を活用した進学が主軸となっています。同じキリスト教精神を共有する静岡英和学院大学をはじめ、県内外の提携校や私立大学への指定校枠が確保されており、真面目に登校して評定平均を維持していれば、手堅く進学先を確保できる構造です。
就職面では、長年培われた地元企業との信頼関係が強みを発揮します。静岡市内の製造業、物流業、販売・サービス業からの求人票が集まり、ITビジネス科を中心に就職希望者の内定率は極めて高い水準を維持しています。進路指導部の教員が生徒一人ひとりの履歴書添削や模擬面接をマンツーマンで指導するスタイルは、小規模校ならではの手厚さといえます。
学費面に関しては、私立高校として初年度納付金(入学金、施設維持費、制服・指定品代など)を含めて約80万〜90万円前後の負担が発生します。ただし、国の「高等学校等就学支援金」や静岡県の私立高校生向け授業料減免制度を活用することで、世帯年収に応じた大幅な経済的負担の軽減が可能です。実質的な授業料負担が公立並みに抑えられる家庭も多いため、出願前に自治体補助のシミュレーションを行っておくことが欠かせません。