父方のルーツである実家は、神奈川県横浜市神奈川区栄町に拠点を置く老舗海苔問屋「株式会社 蔦金商店(つたかねしょうてん)」です。創業は1894年(明治27年)に遡り、130年以上の星霜を経て現在も営業を続ける横浜屈指の歴史ある企業です。
現在、5代目代表取締役社長として暖簾を守っているのが、出川哲朗の実兄である出川雄一氏です。雄一氏は地元横浜の経済界でも知られる存在であり、伝統的な業務用海苔の卸売だけでなく、弟・哲朗の知名度とキャラクターを活かした一般向け商品の開発でも手腕を発揮しています。
特に哲朗の顔イラストをあしらった「元気のりのり」や「男ののり」といった焼き海苔・味付け海苔シリーズは、観光客のお土産や通信販売でロングセラーを記録。メディアでも頻繁に取り上げられ、老舗の伝統とエンターテインメントが融合した現代的なビジネスモデルを築き上げました。
兄・雄一氏はメディアの取材に対し、「弟が若い頃、汚れ役としてバッシングされていた時期も誇りを持っていた。お互いの道で家名を支え合ってきた」と語っており、兄弟の深い絆とリスペクトが、歴史ある暖簾を今日まで持続させる原動力となっています。