結婚から数年が経った2017年頃から、一部週刊誌やネットメディアで典子さま離婚危機の噂がセンセーショナルに報じられるようになりました。「出雲の千家邸に典子さまの姿が見えない」「東京・赤坂の高円宮邸に長期滞在している」といった目撃情報が発端となり、典子さま別居の真相をめぐる憶測が一人歩きを始めたのです。
地元の出雲大社周辺関係者や神社関係者への綿密な取材によると、典子さまが頻繁に上京されていることは事実です。しかし、そこから直ちに「夫婦の破綻」「離婚協議中」と結びつけるのは、実態を見誤っています。
「出雲大社の神職の生活は、一般の感覚とは大きく異なります。特に国麿権宮司は年中行事や神事に追われ、夜明け前の潔斎(けっさい)から深夜の神事まで極めて過酷なスケジュールをこなされています。また、一時期体調を崩されたことも報じられましたが、伝統的な家風の中で、元皇族である典子さまが毎日すべての家事や祭祀補助を背負い込むことは、かえって双方にとって心理的負荷になる。お互いが無理をしないために、典子さまが東京と出雲を行き来するライフスタイルを家族公認で確立されたのが実情です」(神社界事情通)
夫婦関係が決定的に破綻している場合、皇室関連行事や親族の冠婚葬祭での接触が完全に途絶えるのが通例です。しかし、典子さまは現在も千家家の籍にとどまり、主要な儀礼の節目には出雲で姿が確認されています。「週末婚」や「二拠点生活」という現代のライフスタイルを出雲国造家という旧家が柔軟に容認している実態が、外部からは「不仲による別居」と映ってしまうというギャップが存在します。