愛媛の線路以外にも、全国には「海の中へ道や電柱が消えていく」類似の景観スポットが複数存在します。それぞれの役割と現状を整理しました。
1. 熊本県宇土市「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」
有明海の広大な干満差を利用した、海苔養殖漁業者専用の道路です。満潮時には海の中に電柱だけが立ち並び、干潮時には沖合へ続く道路が姿を現します。こちらは観光用の駐車場や展望所が整備されており、ルールを守れば安全に見学可能な公認スポットとして親しまれています。
2. 千葉県木更津市「江川海岸の海中電柱」(※撤去済み)
かつて「日本のウユニ塩湖」と称され、海中に電柱が立ち並ぶ風景で有名でしたが、密漁監視小屋への送電終了と老朽化に伴い、電柱は完全に撤去されました。現在は電柱のない穏やかな干潟の景色が広がっています。
3. 和歌山県や各地の小規模漁港
加太周辺をはじめ、全国の歴史ある漁師町には現在も現役で稼働している小型の船揚げレールが点在しています。これらはすべて漁協や個人の作業エリアです。