私たちが口にする食品には多様な栄養が含まれていますが、そのなかでも生命活動の燃料となるのがタンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の3つです。これらは総称して「三大栄養素」と呼ばれ、栄養学の公的定義ではエネルギー産生栄養素と位置づけられています。
三大栄養素の頭文字をとった「PFC」という呼称は、ボディメイクや栄養指導の現場で広く親しまれています。学生時代の家庭科や生物で習う三大栄養素の覚え方としては、頭文字をつなげた「タ・シ・タ(タンパク質・脂質・炭水化物)」や、英語の「PFC」で整理すると直感的に記憶へ定着しやすくなります。
三大栄養素が持つ最大の共通点は「体内で1gあたり固有のエネルギー(カロリー)を生み出す」という点です。タンパク質と炭水化物は1gあたり約4kcal、脂質は1gあたり約9kcalを産生します。脂質が少量でも高カロリーとされるのは、このグラム単価の高さに起因しています。