グルメサイトやSNSで「鮨のだり半 予約」と検索すると、真っ先に目に入るのが「予約が取れない」「電話が鳴り止まない」という生々しい体験談です。現在、外食市場ではインバウンド需要の高騰や食材原価の高騰に伴い、いわゆる「高級おまかせ寿司」の客単価が3万〜5万円超へと跳ね上がる二極化が進んでいます。その反動として、「本物の魚を気兼ねなく腹一杯食べて飲める大衆寿司」への需要がかつてないほど集中していることが、だり半の予約難易度を跳ね上げる背景にあります。
現場を取材すると、代々木店および南新宿エリアの店舗では、ディナー営業開始直後から全テーブルが埋まり、客席の回転率も非常に高い水準を維持しています。取材班が確認したところ、週末や金曜夜の席は1ヶ月前の予約受付開始と同時に常連客や情報感度の高いグループ客によって瞬時に押さえられており、飛び込みでの入店は開店直後や21時以降の遅い時間帯で運良く空きが出た場合に限られます。
「予約が取れない」という噂の裏側には、単なる席数不足ではなく、一度訪れた客のリピート率の異常な高さが存在します。「一度だり半のボリュームと勘定書を見てしまうと、他店で海鮮を頼むのが馬鹿らしくなる」と常連が語る通り、常時高い客満足度が新規の予約枠を圧迫し続ける循環が生み出されています。