「入社したのに雇用保険被保険者証を受け取った記憶がない」という場合、主に3つのパターンが考えられます。最も多いのが、会社が紛失防止のために原本を保管しているケースです。本来、ハローワークから事業主に交付された時点で本人へ手渡すのが原則ですが、実務上は退職時の手続きをスムーズにする目的で、総務や人事部が預かり管理している職場が少なくありません。
2つ目は、入社時に一度渡されたものの、本人が年金手帳などと一緒にしまい込んで忘れているパターンです。特に正社員として初めて就職した際、入社書類一式の中に紛れて自宅の重要書類入れに保管されているケースが目立ちます。
そして最も警戒すべき3つ目が、会社側が雇用保険の加入手続き自体を怠っている(未加入)ケースです。週の所定労働時間が基準を満たしているにもかかわらず手続きが放置されていると、被保険者証そのものが発行されていません。